エヴァンゲリオンでは、ミサトたちの阻止もむなしくサードインパクトが発生してしまいました。ではなぜサードインパクトは発生したのでしょうか。この記事では、サードインパクトの発生条件と原因について解説しています。
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サードインパクトが発生する条件
- サードインパクトにはエヴァが4体必要
- サードインパクト発生条件は使徒とアダムスまたはリリスと融合すること
- アダムスまたはリリスと融合したエヴァは「神」になる
- 「神」になると、サードインパクトを発生させることができる
サードインパクトが発生する条件を一言でいうと、使徒とアダムスまたはリリスと融合することです。またその条件ためには、エヴァが4体必要であると考えられています。バチカン条約の「一国に保有できるエヴァは3体まで」という条約からも、これが言えるでしょう。
サードインパクトが発生した原因と結果
アニメ版と劇場版「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」の旧シリーズと「エヴァンゲリオン破」で描かれているサードインパクトは、少し違いがあります。
旧シリーズのサードインパクトでは、凄惨な光景を見た碇シンジの絶望によってサードインパクトが発生しました。これにより全人類のATフィールドが消失し、LCLへと変換されてしまいました。これは人類補完計画の目的とされています。
新シリーズでは、エヴァ初号機と碇シンジの想いが共鳴することで、エヴァ初号機が覚醒。綾波レイが乗った零号機を取り込みます。しかしそのなかには第十使徒も混ざっていたためエヴァ初号機にあるリリスと使徒が融合し、サードインパクトが発生しかけますが、カヲルくんにより阻止されています。
サードインパクト発生原因は碇シンジ!?
サードインパクト発生の原因は、碇シンジがエヴァンゲリオン初号機を覚醒させてしまったからです。これは使徒に取り込まれた綾波レイを助けたいという強い願いに、エヴァ初号機と初号機のコアに取り込まれた綾波ユイが共鳴。使徒とエヴァが融合してしまいサードインパクトが発生しました。
旧シリーズと新シリーズでは、サードインパクト発生条件は多少異なるものの、発生原因は碇シンジである点は同じです。
サードインパクト発生の黒幕はゼーレ
ネルフ:サードインパクトを止めるために活動している組織
ゼーレ:サードインパクトを引き起こし人類補完計画を達成することを目的とする組織
エヴァでサードインパクトが発生した原因の一端となったのは、碇シンジであると述べました。しかし碇シンジは、あくまでもトリガーの一つであり、その条件を整えたのは黒幕ゼーレです。
というのもネルフというサードインパクトを止める組織を表に出していますが、裏の組織ゼーレは、本当はサードインパクトを引き起こすために活動を行っています。サードインパクトを起こすことで、人類補完計画を実現しようとしているのです。
サードインパクトを理解する上で知っておきたいキーワード・知識
サードインパクトだけでなく、エヴァンゲリオンの世界を理解するために必要な、いくつかのキーワードと予備知識を解説します。
アダムスとは
生命の源であると言われている第一使徒は、南極大陸の地下に古来から存在し、第3使徒から第17使徒まで生み出したとされています。創世記が由来となっているのは明白です。
ゼーレと碇ゲンドウたちは、アダムスの被害を最小限に食い止めるため、アダムスを卵にかえす作戦をたてますが、失敗しセカンドインパクトが起こりました。
アダムスは、旧シリーズでは「アダム」と単体で呼称されていますが新シリーズでは「アダムス」と複数系になっています。また旧シリーズでは4体のアダムスと思われる生き物が描かれていました。これは、アダムスは生命の源であるがゆえにさまざまな形態に慣れるのではないかと考察されています。
リリスとは
リリスとは、第2使徒と呼ばれる生命の源。アダムス系以外のすべての生命の根源と言われ、人間もその末裔であるリリン(第18使徒)です。第3東京の地下にあるセントラルドグマに幽閉されており、NERVの一部の人間しかその存在を知りません。
リリスの魂は抜かれており、綾波レイの肉体に移植されています。そしてエヴァ初号機はこのリリスをもとに作られたのでは?と言われています。
LCLとは
LCLとは、エヴァンゲリオンのエントリープラグに満たされている液体のこと。LCLはパイロットとエヴァを結びつけ、保護する役割を担っています。実はこの液体は、NERVが捕獲している第2使徒リリスの液体が元になっていると言われています。
そしてLCLは生命の源であり、ATフィールドが消えた人類はこの液体となり、単体生物となってしまうと言われています。
ATフィールドとは
ATフィールドとは、すべての生物が持つ自我境界と排他的精神領域です。生物によってATフィールドの強さは異なり、ATフィールドによって人間は自らの個体を保つことしかできません。しかしエヴァンゲリオンや使徒といった強力なパワーを持っているため、自らを守る防護壁として使用することができます。
より強力であるほど、視覚化・物質化することが可能で、ATフィールド同士で中和したり、こじ開けたりできます。このATフィールドが失われると、人間は自らを形成することができなくなり、前述の生命の源であるLCLになってしまいます。
エヴァンゲリオン初号機のコアにあるもの
エヴァンゲリオン初号機のコアには、碇ゲンドウの妻であり碇シンジの母親である綾波ユイが取り込まれています。そのためシンジがピンチになったりシンジの気持ちが高ぶったりすると覚醒するなど、信じの心に強く共鳴していると言われています。
また初号機はリリスを元に作られていると言われています。
ニア・サードインパクト
エヴァンゲリオン破で発生したのは、サードインパクトではなくニア・サードインパクトです。
アニメ版では、主にロンギヌスの槍が登場していましたが、「エヴァンゲリオン破」ではカヲルくんがカシウスの槍を初号機に突き刺すことで、初号機の暴走を止めました。その結果、サードインパクトは起こらずリリン(人間)たちの言うところの「ニア・サードインパクト」が発生するにとどまります。
さてこのロンギヌスの槍とカシウスの槍には、それぞれ力が異なります。
- ロンギヌスの槍→世界を終わらせる
- カシウスの槍→新たな世界を作り出す
カヲルくんがカシウスの槍を初号機に突き刺したことで、サードインパクトのきっかけとなるガフの扉は閉まり、サードインパクトは阻止されました。
まとめ
- サードインパクトの発生条件は、使徒がアダムスまたはリリスと融合すること
- アニメ版+映画版の旧シリーズと新シリーズである「エヴァンゲリオン破」はサードインパクトの発生条件は異なるが、碇シンジが原因である点は同じ
- 「エヴァンゲリオン破」ではサードインパクトは渚カヲルによって阻止され、ニア・サードインパクトに留まった
- 渚カヲルが初号機を止めたカシウスの槍は、新たな世界を作り出す力がある
サードインパクト・ニア・サードインパクトは、エヴァシリーズのラストである「シン・エヴァンゲリオン」を理解する上でも重要なポイントです。
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