スターウォーズを見る順番|初心者向け公開順vs時系列を解説

スターウォーズを見たいけど、どの順番で見ればいいのかわからない……エピソード4から始まるって本当?

スターウォーズは1977年の「エピソード4/新たなる希望」から公開が始まり、その後エピソード5、6、そして1999年にエピソード1が公開されるなど、公開順と物語の時系列が異なるため、初めて見る方は混乱しがちです。

そこでこの記事では、初心者におすすめの「公開順」と、2周目以降におすすめの「時系列順」を徹底比較し、あなたに最適な視聴順を提案します。スターウォーズの銀河を楽しむための完全ガイドとして、ぜひ参考にしてください。

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まず知っておきたい!スター・ウォーズ本編の「3つのシリーズ区分」

スター・ウォーズ本編(エピソード1〜9)は、「スカイウォーカー・サーガ」と呼ばれ、3つの三部作で構成されています。これを理解しておくと、作品の流れがグッと分かりやすくなります。

シリーズ区分エピソード公開年概要
旧三部作(オリジナル・トリロジー)4・5・61977〜1983年全ての始まり。銀河帝国と反乱軍の戦いを描く
新三部作(プリクエル・トリロジー)1・2・31999〜2005年旧三部作より前の時代を描いた前日譚
続三部作(シークエル・トリロジー)7・8・92015〜2019年旧三部作の約30年後を描いたサーガ完結編

スター・ウォーズは、ある一族の3世代にわたる壮大な物語です。新三部作は旧三部作の「過去」を描いているため、公開順と物語の時系列が異なっているのです。

スターウォーズを見る順番は2パターン

スターウォーズシリーズを視聴する順番は、大きく分けて以下の2パターンがあります。

  • 公開順:映画が公開された順番(エピソード4→5→6→1→2→3→7→8→9)
  • 時系列順:物語の時間軸順(エピソード1→2→3→4→5→6→7→8→9)

どちらが良いかは「初めて見るか」「2回目以降か」によって変わります。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

【レベル1】本編9作品のみで見る(初心者向け)

POINT
  • 物語の衝撃が最大限に味わえる(特にエピソード5のあの名シーン!)
  • 映像技術の進化を体感できる
  • ファンが体験した順番で楽しめる
  • ネタバレを避けられる

初めてスター・ウォーズを見る方には、圧倒的に公開順をおすすめします。

理由は、エピソード1〜3はエピソード4〜6の「前日譚」として作られているため、先に見てしまうと旧三部作の重大な秘密を知った状態で見ることになってしまうからです。

特にエピソード5「帝国の逆襲」には、映画史に残る衝撃の展開があります。

時系列順で見てしまうと、この感動が完全に失われてしまうのです。これだけは絶対に避けてほしいというのが、多くのファンの願いです。

スターウォーズ本編のみ公開順の視聴リスト

順番作品名公開年シリーズ区分
1エピソード4/新たなる希望1977年旧三部作
2エピソード5/帝国の逆襲1980年旧三部作
3エピソード6/ジェダイの帰還1983年旧三部作
4エピソード1/ファントム・メナス1999年新三部作
5エピソード2/クローンの攻撃2002年新三部作
6エピソード3/シスの復讐2005年新三部作
7エピソード7/フォースの覚醒2015年続三部作
8エピソード8/最後のジェダイ2017年続三部作
9エピソード9/スカイウォーカーの夜明け2019年続三部作

まずはエピソード4〜6の「旧三部作」を見て、スター・ウォーズの世界観を掴みましょう。

その後、エピソード1〜3の「新三部作」で「あの過去には何があったのか」を知ることで、物語の深みが増します。

【2周目以降】時系列順で銀河の歴史を体感

すでにスターウォーズを一通り見たことがある方、または「物語の流れを時間軸通りに理解したい」という方には、時系列順での視聴がおすすめです。

POINT
  • 銀河共和国から銀河帝国への変遷が理解しやすい
  • キャラクターの成長過程を順番に追える
  • 伏線の回収がわかりやすい

時系列順の視聴リスト

順番作品名時代設定公開年
1エピソード1/ファントム・メナスBBY 32年1999年
2エピソード2/クローンの攻撃BBY 22年2002年
3エピソード3/シスの復讐BBY 19年2005年
4エピソード4/新たなる希望ABY 0年1977年
5エピソード5/帝国の逆襲ABY 3年1980年
6エピソード6/ジェダイの帰還ABY 4年1983年
7エピソード7/フォースの覚醒ABY 34年2015年
8エピソード8/最後のジェダイABY 34年2017年
9エピソード9/スカイウォーカーの夜明けABY 35年2019年

年表表記の説明:

  • BBY (Before the Battle of Yavin) = ヤヴィンの戦いより前
  • ABY (After the Battle of Yavin) = ヤヴィンの戦いより後
  • ヤヴィンの戦い = 『エピソード4/新たなる希望』のクライマックスで起きた銀河の歴史を変えた戦い

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スピンオフも含めたスターウォーズを見る順番<レベル2>

スターウォーズには、メインのエピソード1~9以外にもスピンオフ作品となる映画『ローグ・ワン』と『ハン・ソロ』があります。これらをどのタイミングで見るかも重要なポイントです。

スター・ウォーズのスピンオフも含めた公開順

順番作品名公開年
1エピソード4/新たなる希望1977年
2エピソード5/帝国の逆襲1980年
3エピソード6/ジェダイの帰還1983年
4エピソード1/ファントム・メナス1999年
5エピソード2/クローンの攻撃2002年
6エピソード3/シスの復讐2005年
7エピソード7/フォースの覚醒2015年
8ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー2016年
9エピソード8/最後のジェダイ2017年
10ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー2018年
11エピソード9/スカイウォーカーの夜明け2019年

スピンオフも含めた時系列順

順番作品名時代設定公開年
1エピソード1/ファントム・メナスBBY 32年1999年
2エピソード2/クローンの攻撃BBY 22年2002年
3エピソード3/シスの復讐BBY 19年2005年
4ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリーBBY 10年2018年
5ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリーBBY 0年2016年
6エピソード4/新たなる希望ABY 0年1977年
7エピソード5/帝国の逆襲ABY 3年1980年
8エピソード6/ジェダイの帰還ABY 4年1983年
9エピソード7/フォースの覚醒ABY 34年2015年
10エピソード8/最後のジェダイABY 34年2017年
11エピソード9/スカイウォーカーの夜明けABY 35年2019年

スピンオフ作品詳細

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年)

おすすめ視聴タイミング:エピソード3の後、エピソード4の直前

この作品はエピソード4の直前を描いたスピンオフで、デス・スターの設計図を盗み出すミッションが描かれます。エピソード4を見た後に「ローグ・ワン」を見ると、「こうやって設計図を手に入れたのか!」という感動があります。

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年)

おすすめ視聴タイミング:エピソード6~9を全て見た後

ハン・ソロの若い頃を描いたスピンオフ。本編でハン・ソロというキャラクターを十分に理解した後に見ることで、「あのセリフの意味はこれだったのか」という発見が楽しめます。

【レベル3】ドラマ・アニメも含めた完全版(上級者向け)

スター・ウォーズの世界をとことん楽しみたい方向けに、映画・ドラマ・アニメを全て含めた完全版リストを紹介します。

全作品公開順リスト

順番作品名公開年種別
1エピソード4/新たなる希望1977年映画
2エピソード5/帝国の逆襲1980年映画
3エピソード6/ジェダイの帰還1983年映画
4エピソード1/ファントム・メナス1999年映画
5エピソード2/クローンの攻撃2002年映画
6エピソード3/シスの復讐2005年映画
7クローン・ウォーズ(劇場版)2008年アニメ映画
8クローン・ウォーズ シーズン1〜62008-2014年アニメ
9反乱者たち2014年アニメ
10エピソード7/フォースの覚醒2015年映画
11ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー2016年映画
12エピソード8/最後のジェダイ2017年映画
13ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー2018年映画
14レジスタンス2018-2020年アニメ
15マンダロリアン シーズン12019年ドラマ
16エピソード9/スカイウォーカーの夜明け2019年映画
17クローン・ウォーズ シーズン72020年アニメ
18マンダロリアン シーズン22020年ドラマ
19バッド・バッチ シーズン12021年アニメ
20ボバ・フェット/The Book of Boba Fett2021年ドラマ
21オビ=ワン・ケノービ2022年ドラマ
22キャシアン・アンドー2022年ドラマ
23マンダロリアン シーズン32023年ドラマ
24アソーカ2023年ドラマ
25アコライト2024年ドラマ
26スケルトン・クルー2024年ドラマ

全作品時系列順リスト

順番作品名時代設定公開年種別
1アコライトBBY 132年頃2024年ドラマ
2エピソード1/ファントム・メナスBBY 32年1999年映画
3エピソード2/クローンの攻撃BBY 22年2002年映画
4クローン・ウォーズBBY 22〜19年2008-2020年アニメ
5エピソード3/シスの復讐BBY 19年2005年映画
6バッド・バッチBBY 19〜18年2021年アニメ
7ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリーBBY 10年2018年映画
8オビ=ワン・ケノービBBY 9年2022年ドラマ
9反乱者たちBBY 5〜0年2014年アニメ
10キャシアン・アンドーBBY 5年2022年ドラマ
11ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリーBBY 0年2016年映画
12エピソード4/新たなる希望ABY 0年1977年映画
13エピソード5/帝国の逆襲ABY 3年1980年映画
14エピソード6/ジェダイの帰還ABY 4年1983年映画
15マンダロリアン シーズン1〜2ABY 9年2019-2020年ドラマ
16ボバ・フェット/The Book of Boba FettABY 9年2021年ドラマ
17マンダロリアン シーズン3ABY 9年2023年ドラマ
18アソーカABY 9年2023年ドラマ
19スケルトン・クルーABY 9年頃2024年ドラマ
20レジスタンスABY 34年2018-2020年アニメ
21エピソード7/フォースの覚醒ABY 34年2015年映画
22エピソード8/最後のジェダイABY 34年2017年映画
23エピソード9/スカイウォーカーの夜明けABY 35年2019年映画

上級者向けのポイント:

  • 『マンダロリアン』『ボバ・フェット』『アソーカ』『スケルトン・クルー』は全てABY 9年頃の同時期を舞台にしており、物語が連動しています
  • 『アコライト』はスター・ウォーズ史上最古の時代(ハイ・リパブリック時代)を描いた作品です
  • 『キャシアン・アンドー』は『ローグ・ワン』の前日譚として、反乱同盟軍の誕生を描いています

スターウォーズはどこで見られる?配信サービス比較

スターウォーズシリーズは、複数の動画配信サービスで視聴できます。以下、主要サービスの配信状況をまとめました。

サービス名月額料金スターウォーズ配信状況無料期間
Disney+1,140円全作品見放題なし
U-NEXT2,189円配信なし31日間
Amazonプライム600円レンタル30日間

スターウォーズを全作品見放題で楽しむなら、Disney+が最適です。スターウォーズはディズニー傘下のルーカスフィルムが制作しているため、Disney+では全エピソード・スピンオフ・ドラマシリーズまで見放題で配信されています。

まとめ:初心者は公開順、2周目は時系列順がおすすめ

レベル対象者おすすめの見方
レベル1初心者本編9作品を公開順で
レベル1(2周目)一度見た方本編9作品を時系列順で
レベル2もっと楽しみたい方スピンオフ映画2作品を追加
レベル3とことん楽しみたい方ドラマ・アニメも全て制覇

スターウォーズを見る順番についてまとめます。

  • 初心者:公開順(4→5→6→1→2→3→7→8→9)がおすすめ
  • 2周目以降:時系列順(1→2→3→4→5→6→7→8→9)で銀河の歴史を体感
  • スピンオフ:ローグ・ワンはエピソード4の直前、ハン・ソロは全部見た後

スターウォーズを全作品視聴する際のコスト効率は、Disney+が圧倒的におすすめです。

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  • U-NEXT:配信なし
  • Amazonプライム:9作品レンタルに3,600円必要(1作品あたり400円)

さらにDisney+は「スターウォーズのドラマシリーズ(マンダロリアン、アソーカなど)」も全て見放題です。年額プランでは2ヶ月分無料になるため、徹底的にスター・ウォーズを楽しみたいなら、ディズニープラスの年額プランがとくにおすすめです。

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