ロック、それは胸を私たちの胸を熱くさせ、心を掻き立てる唯一の音楽ーー。そんなロックをかき鳴らすロックバンドには、並々ならぬ物語がつまっています。一人ではできないからこそ、ときにぶつかり合い、ときに心を通じ合わせることができるのでしょう。
今回は映画好きで年間100本以上見るのはもちろん、ロックバンドも好きすぎて年間最高50回ライブに行っていた私が、おすすめのロック映画をご紹介します。ロックバンドを取り上げた映画を新作から名作まで、幅広く紹介していますので、映画好きはもちろんロックが好きでしょうがないロックキッズはぜひ参考にしてみてください!
ロックバンドの映画を見るのにオススメなのが、動画配信サービス「U-NEXT」です。ここで紹介している作品ほぼすべてを網羅しているので、邦画から洋画までたくさんのロックバンドの映画を見尽くしたい!という方にはすごくおすすめです!
おすすめのバンド映画21選【特におすすめの3作】迷ったらこれ!!
まずはおすすめのロックバンド映画を紹介する前に、このなかで特におすすめの映画3作をご紹介します。
たくさん紹介されても、どれ見ればいいのか選べないよ~
こういった方はとりあえずこの3作がおすすめです!!
おすすめのバンド映画【洋画】
スクール・オブ・ロック
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- 友だちの家に居候している・したことがある方
- 変な先生が担任になったことがある方
- クラスのみんなでコンクールに出たことがある方
売れないバンドマンのデュークが潜り込んだのは、しつけの厳しい名門小学校!クラシックの音楽を奏でる彼らにエレキギターを渡し、大音量でロックをかき鳴らす!
子どもたちとデュークの交流はもちろん、お互いに少しずつ成長していく様子に注目です。
はじまりのうた
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- 大切な人に裏切られたことがある方
- 傷ついて前に進めない方
- やさしい気持ちになれる映画を見たい方
キーラ・ナイトレイに、マルーン5のアダム・レヴィーン、アベンジャーズシリーズのマーク・ラファロなど、錚々たる俳優陣が彩る作品。ニューヨークの町で音楽を作るという斬新な試みだけでなく、「音楽を楽しむこと」の大切さを教えてくれます。音楽を通じて自分と、大切な人を見つめ直し、一歩を踏み出す勇気をくれる映画です。
イエスタデイ
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- ビートルズが好きな方
- 売れないバンド・シンガーソングライターの方
- 異世界転生系が好きな方
「ビートルズが消えた世界」という斬新な設定の映画。逆に「ビートルズ」を初めて聞ける人たちが羨ましく感じちゃうかも?最初は人気者になれて有頂天だけど、当然自分の曲じゃないことに苦悩しみ始めます……。まさかの「あの人」にも注目です。
ブルース・ブラザース
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- ミュージカルが好きな方
- コメディ映画が好きな方
- ぶっ飛んだキャラクターが好きな方
アメリカのTV番組「サタデー・ナイト・ライブ」の人気キャラクターを主人公にした伝説的コメディ映画。ブルース兄弟のぶっ飛んだ行動や大物ミュージシャンが当然のようにぞろぞろ出演しています。ミュージカルなのかコメディなのかわからないほどゴージャスで楽しい映画です。
トミー
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- The Whoが好きな方
- 豪華な映画が見たい方
- ストーリーよりも映像や音楽を楽しみたい方
The Whoの、ロック史に残るロックオペラ「トミー」を映画化したもの。目が見えない、耳が聞こえない、話すことができないという三重苦を抱えた少年が、困難を乗り越え才能を開花させ、教祖に祭り上げられていく……というお話。この映画もアルバムと同じく、かなり抽象度が高いです。名作の映画化ということでファンからは賛否両論あるようです。
主役を演じたのは、ボーカルのロジャー・ダルトニー。The Whoのバンドメンバーも出ています。特に叔父のキース・ムーンのぶっ飛びっぷりは映画でも健在です。その他にもエルトン・ジョンやエリック・クラプトンなど、有名アーティストも多数出演しています。
シング・ストリート 未来へのうた
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- 謎の校則に不満を持っている方
- 異性を口説くために嘘をついたことがある方
- うさぎが好きな方
ロンドンのお隣、アイルランドのダブリンを舞台にした映画。不況で父親は失業、公立の男子校に転校させられたコナ―。今までの生活から一転、殴り合い、いじめ、なんでもありな学校に、家では両親の大げんかと、どこへ行っても絶望がつきまといます。そんな状況の中、唯一の救いはテレビから流れるおしゃれでかっこいい音楽!
ある日、学校の前に立つ謎の美女を口説くために「バンドのPVに出てほしい」と言ってしまったために、バンドを組むことに。嘘を現実にするために、バンドを組んで練習を始め……。ユニークなバンドメンバーとの曲作りやPV撮影は、見ているこちらまで楽しくなってしまいます!
劇中では、ザ・キュアー、a-ha、デュラン・デュラン、ザ・クラッシュ、ホール&オーツ、スパンダー・バレエ、ザ・ジャムなどがふんだんに使用されています。
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
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- 魂の叫びを聞きたい方
- 内に抱える怒りの行き場所がない方
- グラムロックが好きな方
ブロードウェイの人気ミュージカルを映画化した作品。インパクト大のビジュアル通り、劇中のパフォーマンスもど派手で見逃せません。とはいえ、ストーリーは普遍的な愛を求める姿を描いており、とても感動的。この良さを言葉で伝えきれないのがもどかしい……!私もあゆと同様、号泣してしまいました。
おすすめのバンド映画【邦画】
少年メリケンサック
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- ネットでバンド動画を見るのが好きな方
- 昔の想い人の現在の姿にショックを受けたことがある方
- 笑える映画が見たい方
レコード会社のかんなが見つけたイケメンで凶暴なパンクバンド。それは過去の映像で今では面影残らないおっさんだった……。ハートフルな再生物語、とはいかないのがこの映画のいいところ。クドカン監督・脚本の爆笑ストーリーに目が離せません!
フィッシュストーリー
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- 伊坂幸太郎が好きな方
- バンドの曲の謎に挑んだことが在る方
- ロックバンドが世界を救うと信じてやまない方
「どうしてこの曲、こうなったんだろう?」ロックバンド好きなら誰でも経験したことがある(?)疑問に隠された熱いストーリーは必見です。「ロックバンドに救われた」経験のあるあなたにこそ見てほしい作品。
デトロイト・メタル・シティ
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- コメディが好きな方
- 原作と違くても寛大な心で受け止められる方
- デスメタルが好きな方
漫画原作を映画化した作品。おしゃれなポップスを愛する少年がまさかのデスメタルでデビュー!バンド「デトロイト・メタル・シティ」のヨハネ・クラウザーII世として人気者になってしまいます。本人は望んでいないのにバンドはどんどん人気に……。こちらも爆笑必至の、振り切ったコメディ映画になっています。個人的に松雪泰子が最高すぎて大好きです。
リンダリンダリンダ
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- ブルーハーツが好きな方
- Base Ball Bearが好きな方
- 友だち同士の喧嘩で気まずい思いをしたことがある方
1980後半~1990年に日本で第二次バンドブームを巻き起こした伝説的ロックバンド、THE BLUE HEARTSの楽曲をモチーフにした映画です。ベースの望はBase Ball Bearの関根史織が演じています。
女子同士の喧嘩、そっと見守る教師、微妙な距離感の元カレなど、人の息遣いが聞こえるようなリアルな人間関係が見どころ。個人的にボーカルのソンちゃんのメンバー紹介がお気に入り。
ソラニン
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- 社会人になることに抵抗がある方
- 将来が不安な方
- 学生時代の友人と卒業後も仲がいい方
浅野いにお原作漫画を宮崎あおい主演で映像化した作品。社会に馴染めない芽衣子と種田たち。彼らの煌めく一瞬の青春を切り取った映画です。今が楽しい、けれど未来がどうなるのかわからないという不安を抱えている方すべての人に見てもらいたい作品です。
TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ
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- ギターのFコードが弾けなくて苛ついたことがある方
- 輪廻転生を信じている方
- ジミヘンの左手が欲しい方
こんなかっこいいバンドいるなら地獄に堕ちてもいいかも!?
大好きな女の子のために人間に戻りたい!そのためにはバンドを組む!?なんとも斬新な設定だけど面白くしてしまうのがクドカンの力量と言ったところでしょうか。
シシド・カフカにみうらじゅん、片桐仁、Char、マーティ・フリードマン、ROLLYなどサブカル好きは見逃せない錚々たるメンバーも出演しています!また劇中歌の作曲は向井秀徳が担当しており、「くりかえされる諸行無常」な楽曲にも注目です。
NANA
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- 恋人を追いかけて遠出したことがある方
- 昔の恋愛を引きずっている方
- 同じ名前の人と意気投合したことがある方
人気漫画を原作とした映画。主人公の奈々とナナのハマりっぷりが見事です。昔の恋愛を引きずったりじょじょに恋愛関係が終わっていくのを感じたりと、恋愛映画軸となっていますが、中島美嘉の圧巻の歌声をはじめバンド演奏シーンもみどころ。
BECK
引用元:https://www.shochiku.co.jp/cinema/database/04720/こんな人におすすめ
- 夏フェスが好きな方
- やりたいことがとくにないと感じている方
- バンド活動の経験がある方
こちらも人気漫画原作を実写映画化した作品。平凡なコユキがバンドに加入し、さまざまな困難にぶち当たりながら成長していく物語です。ひたすらライブをやったりバンドメンバーでぶつかったりと、バンドならではの紆余曲折が描かれています。クライマックスの夏フェスでの演奏シーンは必見です。
おすすめのバンド映画【実話を基にした映画】
ボヘミアンラプソディ
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- クイーンが好きな方
- 自分の出生にコンプレックスを感じている方
- 無性に孤独を感じている方
ロックバンドクイーンのカリスマボーカリスト、フレディ・マーキュリーを主人公にした映画。彼がファルーク・バルサラ(本名)から、フレディ・マーキュリーへと生まれ変わり、地位を築き上げていく過程が描かれています。
音楽プロデューサーには、クイーンの現メンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーがかかわっています。シーンを彩るクイーンの楽曲の良さも相まって、音楽は文句なしです。
ランナウェイズ
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- ガールズバンドが好きな方
- 性差別と戦っている方
- 見てくれだけで中身を見てもらえないことに苛立っている方
1970年代に活動していたガールズロックバンド「ザ・ランナウェイズ」を題材にした映画。日本でも大人気となったバンドです。ボーカルのシェリー・カーリーの過激な下着姿でのパフォーマンスをダコタ・ファニングが熱演しています。
ガールズバンドって、どうしても性的なコンテンツの一部として扱われてしまうんですよね……制服姿だったり下着姿だったり、自分たちがしたいならまだしも、ワルい大人たちの欲望のために消費されてしまうのが悲しいところ……。
ハード・デイズ・ナイト(ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!)
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- ビートルズが好きな方
- 問題児の身内に振り回されたことがある方
- 休む暇もなく働いている方
ビートルズ初の主演映画。当時人気絶頂の彼らがひたすらファンに追いかけられ、休む暇もなく撮影にテレビ出演をこなしていく様子をコミカルに描いています。ジョン・レノンの皮肉のきいたセリフにチャーミングなポール、颯爽としたジョージ、茶目っ気たっぷりのリンゴと、4人の魅力がつまっています。
当初邦題は『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』でしたが、2001年に原題に近い『ハード・デイズ・ナイト』に改められました。
『ハードデイズナイト』は動画配信サービスで唯一取り扱いがない映画なので、DVDやBlu-rayで楽しみましょう!
あの頃ペニー・レインと
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- ロックバンドに恋したことがある方
- バンドの追っかけをしたことがある方
- 親からの鬼電に嫌気が差したことがある方
グルーピーとは、日本では「熱狂的なファン」を示すことが多いです。しかし海外では、バンドマンととても親密な関係になることを望む女の子たちのことを指します。
主人公のウィリアムは、厳格な母に隠れてこっそりロックを愛する15歳。そんな彼がローリング・ストーンズ誌に見込まれ、バンドのツアーに同行することに。そしてグルーピーのリーダー、ペニー・レインと恋に落ちていく様子が描かれています。
「15歳でローリング・ストーンズ誌に見込まれるなんて、フィクションだからなせることだ」って思った方、実はこれは監督であるキャメロン・クロウの実話を交えています。幼い頃から音楽に傾倒したキャメロン監督は、15歳でローリング・ストーンズ誌の記者となり、レッド・ツェッペリンやニール・ヤングといった有名ロックアーティストのインタビューを行っています。
ランバート・アンド・スタンプ
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- ザ・フーが好きな方
- 映像作品を作りたいと思っている方
- マネージャーとアーティストの関係性について知りたい方
ビートルズとローリング・ストーンズに並ぶイギリスの伝説的ロックバンド、ザ・フー。そのマネージャーをつとめたキット・ランバートとクリス・スタンプにスポットを当てたドキュメンタリー。何よりおもしろいのが、この二人がマネージャーになったきっかけが「バンドの成長過程を映画にしたい」だったというところ。
音楽というよりも、映画で一旗揚げたかったタイプなんですね。それが不思議と、敏腕マネージャーへと変わっていきます。とくにランバートはその才能もあり、作曲を担うピートの支えとなりロック史の名作「トミー」を生み出す強力な助っ人となりました。
写真家ミック・ロック -ロック・レジェンドの創造主-
引用元:https://lp.p.pia.jp/event/movie/28958/index.htmlこんな人におすすめ
- 70年代のロックが好きな方
- クイーンのアー写の裏話が知りたい方
- 写真が好きな方
デヴィッド・ボウイやルー・リード、クイーンにイギー・ポップ、ブロンディなど70年代の空気をたっぷり感じられます。撮影前にヨガを始めるミック・ロックのキャラの濃さの見どころ。ドラッグから長年抜けきれない様子など、この年代ならではの暗部も垣間見れます。
まとめ
ロックバンドを主題とした邦画や洋画のおすすめ映画をご紹介しました。ロックバンドと一口に言っても、さまざまな切り口の映画がありますね。ぜひ皆さんの気になる作品を見つけてみてください!
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